機動戦士ガンダムZZ 第44話「エマリー散華」

あらすじ

ネオ・ジオン内部でグレミーによるハマーンに対する反乱が始まり、内部抗争が激化しつつあった。そして、地球連邦も重い腰を上げ、ネオ・ジオンに対して制圧を図ろうとしていた。その最中、ジュドーとルーはコア3に入り、ミネバ・ザビを誘拐しようと企む。コア3に潜入したジュドーとルーは、一旦はミネバ誘拐に成功するが、ハマーンがミネバを殺してでも、ジュドー達を抹殺しようとするのを感じ取って、ジュドー達は、ミネバをハマーンの元に返す。その頃、ハマーン配下のキャラの艦艇と、グレミーの戦いは混戦を極めていて、その戦いの中にネェル・アーガマとラビアン・ローズも巻き込まれつつあった。グレミーの艦隊は、ハマーンに協調しようとするネェル・アーガマに対して攻撃を仕掛ける。ネェル・アーガマを守ろうとしたラビアン・ローズは、プルツーのクイン・マンサの攻撃にあい、艦長代理のエマリーが戦死する。そして、マシュマーも戦いに参加するも、強化され過ぎてしまい、正常に判断できなくなっていた。

感想

物語もクライマックスに入り始め、ガンダム特有の、というより富野監督作特有の主要キャラ皆殺しのモードに入りつつある展開になっている。今回は、ラビアン・ローズのエマリーが戦死という重い展開になっている。それにしても、ガンダムシリーズって、大抵敵の内部抗争により、自滅していくのがポイントであるような気がする。ファースト・ガンダムではギレンとキシリアの兄妹の争いが負けの原因だったし、Zガンダムでは、シロッコがティターンズを乗っ取ったことでバランスが崩れた気がする。そう考えると、ガンダムZZでは、グレミーがハマーンに反乱するのが内部抗争ので自滅の原因と言えなくもない。その辺は、次回以降、登場キャラの戦死で明らかにされると思う。

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