佐野元春、ニューアルバム「MANIJU」を聞いての感想

7月19日、佐野元春 & THE COYOTE BANDの通算4枚目のアルバム、「MANIJU」が発売された。僕は、Amazonに予約していたのだが、konozamaを喰らい、入手できたのは翌日の20日だった。早速聞いてみると、結構不思議な感じのするアルバムだな、と思った。ポップなのだが、詩が一部で「Blood Moon」より、より尖っている気がした。それと、詩が割と前向きな感じもする。希望を抱かせる感じのする歌詞。曲はバラエティに富んでいる。曲のタイトルも、かなり面白い付け方だな、という気がする。もちろん、1回聞いただけでは頭の中に入らないので、2回聞いてみた感想である。どちらにしても、このアルバムは、聴けば聴くほど、スルメのように味のあるアルバムになるような気がする。「白夜飛行」と「夜間飛行」の対比も面白いし、「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」特別編集版で紹介された「モスキート・インタールード」がちゃんと「蒼い鳥」として、新たに制作されているのも興味深い。これからプロモーションと、ツアーがあるのだろうが、楽しみである。

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