レビューの詳細は、MISSION:IMPOSSIBLE-GHOST PROTOCOL(Blu-ray)/ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。トム・クルーズの大ヒットシリーズで、往年のテレビドラマ「スパイ大作戦」の映画化第4作目が、この「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」である。第3作目を見たときに、「シリーズはこれで終わりかな?」と思っていたのであるが、2011年にこの映画が公開され、その後も2作、今年に「フォールアウト」が公開されるという長寿シリーズになっている。この第4作目は、前作よりは面白いと思う。内容的にはロシアの核ミサイルを発射するためのキーコードをめぐってのテロリストとの争奪戦であるが、トム・クルーズの一人大作戦ではなく、脇役キャラの存在感も強く、チームワークとしての活躍が描かれているのが、映画としての見所になっている。特にジェレミー・レナーとサイモン・ペグの存在感は大きく、トム・クルーズと肩を並べる印象を受ける。モスクワ、ドバイ、ムンバイといった地域のロケーションも素晴らしく、それが映画の魅力を引き立てる要素になっている。ラストでちょっとしたサービスがあるのも、映画的に面白い。比較的できのいい部類の内容になっていると思う。音響効果も映画の迫力を引き出すのに一役買っていて、効果的である。
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