映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」(ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 2番シアター)

新型コロナウイルスの感染拡大により、2度に渡って公開延期となっていた「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」、2021年3月8日に突如全国ロードショー公開された。当日は月曜だったので、社会人はほとんど見られない状況だったが、3月13、14日の週末と3月20、21日の週末で社会人にも鑑賞できる時間ができていると思う。僕は、3月13、14日に別の予定があったので見られなかったが、本日、観賞する機会を得た。できるだけネットの映画にまつわるサイトやニュースは関わらないようにして、ネタバレを受けないよう用心していたのと、どうも製作側もネタバレ解禁日時を指定していたらしく、なんとか本編はAmazon Prime Videoでの冒頭12分10秒10コマを見ただけで映画本編を楽しむことができた。さて、感想だが、ネタバレしないよう書くのは難しいが、旧TVシリーズと旧劇場版となんかシンクロしているような印象を受けたのは僕だけであろうか。それも旧TVシリーズと旧劇場版が鬱展開だったのに比べるとすごく健全な展開である。物語は結構ややこしいが、ストーリーの面白さで乗り切っていると感じる。ラストも意外な展開で、「そんなラストアリかよ!」と言いたくなるほど健全である。「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Q」がかなりの鬱展開だったので、この作品の展開の反転さに驚いている。冒頭には新劇場版のダイジェスト映像もあるので、過去作を忘れた人もとりあえず説明はしている。これで、エヴァンゲリオンもラストかと思うと、いい感じの終わり方だと思う。碇シンジ君の幸せが溢れているし、これでもOKかなという終わり方である。今回は、IMAX版ではなく、通常映画館での鑑賞だが、映像や音響効果に不満はなかった。エヴァンゲリオンをIMAXで見る価値があるかどうかは、人それぞれだと思う。僕はIMAXの追加料金を出してまで見る気はなかったが。

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