来る12月16日の金曜日に、ジェームズ・キャメロン監督の待望の新作「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が公開される。昨日、すでにニュースでイオン・シネマではHFRでこの作品を上映すると発表していて、話題になっている。
HFRとは、「ハイ・フレーム・レート」の略で、通常の劇場映画では24フレーム/秒のところを48フレーム/秒とか、60フレーム/秒の高速描写で投影する方式である。従来の映画に比べ、映像がとても滑らかになるという利点があるが、滑らかになりすぎて、SFXの粗が見えやすくなったり、違和感を感じる人も多い。
ジェームズ・キャメロンの監督作でいえば、「アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター」で、実は一部IMAXシアターでHFRで上映されていたらしい。その基準はIMAXレーザー4K仕様の劇場に限られていたようである。僕が観に行ったユナイテッド・シネマ キャナルシティ13のIMAXレーザー4KでHFRで上映していたのかどうかは、判断できなかった。劇場は公表はしていなかったし、HFRのシーンはアクションシーンに限られていたので、通常の24フレーム/秒との違和感を感じなかったのが要因である。
しかし、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」ではHFRが映像革命に大きな影響を及ぼすことから、上映されるならIMAX 3D/HFRの仕様で見たいなと思っているのだが、キャナルシティのユナイテッド・シネマのIMAXでHFRで上映されるかは、ホームページを見てもわからなかった。
それで、サイト内を探し、問い合わせのページからメールで問い合わせをしてみたのである。電話だとHFRのことに詳しくない担当の者が対応してしまい、正確な答えがわからなくなるからあえてメールフォームで問い合わせた。
回答はまだないが、IMAX 3DでHFRの上映をするならば、是非とも見たいところである。福岡ではDOLBY CINEMAも存在していて、こちらでは多分HFRで上映するだろうから、場合によってはDOLBY CINEMAを選択して鑑賞するのかもしれない。もしかするとIMAXとDOLBY CINEMAで両方鑑賞の可能性すらある。どちらにしても、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」はテクニカルな面で期待大である。
ユナイテッド・シネマからの回答がメールで届く
上記記事を書いた後、メールをチェックしたら、ユナイテッド・シネマから回答が来ていた。メールの内容を読むと、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13のIMAXレーザー4Kにおける「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の上映は、HFRでの上映を予定している、との回答だった。これで、IMAX 3D/HFRでの高画質映像が堪能できる運びになりそうで、今から劇場に行くのが楽しみになってきた。多分、他のユナイテッド・シネマのIMAXもレーザー4K仕様だと、HFRになるのではないかと思う。
コメント