映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」(IMAX 3D/ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13)

マーベル・シネマティック・ユニバースの第4フェーズの5作目に当たる作品が、この「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」である。全世界に先駆け、日本でゴールデンウイーク中の5月4日に公開されている。

作品は、マーベル・シネマティック・ユニバースの前作「スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム」で登場したマルチバースという概念を取り入れ、そのマルチバースの世界からやってきたアメリカ・チャベスという少女を守るべく、ドクター・ストレンジがマルチバースを行き来しつつ戦うという展開であるが、その映像が1作目を超えているとしか思えない凝りようで、映像に酔いしれる内容になっている。

作品にはスカーレット・ウィッチことワンダも出てくるのだが、結構重要な役である。ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチが「ネタバレしないように」と日本のファンに釘を刺しているので、詳しく内容が書けないのだが、Disney+で配信中の「ワンダヴィジョン」や「ホワット・イフ…?」を見ていると、作品の内容とリンクしているので、理解がしやすいと思う。そのほかにも意外なキャラが登場するので、飽きさせることはないと思う。

キャナルシティのIMAXシアターがレーザーになってから、3Dで見たのは初めてであるが、3Dの欠点でもある画面の暗さやクロストークは感じられず、IMAXに最適化されたアスペクト比による大画面によって、映像に没入できる感覚が味わえる。音響も素晴らしく、没入感を高める効果を発揮している。マーベルファンのみならず、IMAXファンにも勧めたい一作である。

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