「シー・ハルク:ザ・アトーニー」シーズン1第2話「超人の訴訟」(Disney+)

あらすじ

ジェンは、裁判の途中で乱入した超人を止めるため、シー・ハルクになってしまう。そのため、超人の暴走は食い止めたものの、陪審員に有利な影響を及ぼしたとされ、裁判そのものが無効になってしまう。さらに法律事務所はその裁判の無効を持って、ジェンを首にする。ジェンは新たな法律事務所を探すのだが、誰もシーハルクに変身するジェンを雇おうとはしなかった。そんな中、大手法律事務所がジェンを雇用すると持ちかける。ただし、それには条件があって、超人専門の部署の責任者として、絶えず仕事場ではシー・ハルクの状態でいること、とされていた。ジェンは困ってしまったが、仕事の誘惑には負けられず、その条件を飲んで大手法律事務所に就職する。そのジェンの最初の仕事がまた厄介だった。ハルクことブルース・バナーを追跡していて超人と化したエミル・ブロンスキー、またの名をアボミネーションの仮釈放を勝ち取ることだった。ブロンスキーは厳重に管理された刑務所の中にいて、アボミネーションの姿になることを止めていた。ジェンはブロンスキーの話を聞き、バナーと電話で話をした上で、ブロンスキー仮釈放の認可の業務を引き受ける。しかし、ブロンスキーにはまだ謎の面があった。

感想

この「シー・ハルク」は、結構コメディ調の話だと思うのだが、この第2話もお笑いのシーンがいくつもあったと思う。ドラマではあるものの、放映時間も短いし、気軽に見られる内容になっていると思う。今回は、ジェンが裁判所でシー・ハルクになってしまったために、法律事務所を首になり、新たに法律事務所に雇用されるというエピソードと、法律事務所に雇用されたジェンが、バナーの宿敵であるエミル・ブロンスキーの仮釈放を認めるよう裁判を起こすというエピソードの2つに分かれている。この「シー・ハルク」は、結構マーベル・シネマティック・ユニバースのシリーズを見ていないと、話が分かりづらいと思う。エミル・ブロンスキーことアボミネーションなんて、2008年の「インクレディブル・ハルク」を見ていないと、誰、このキャラとなってしまうし、アボミネーションのファイトクラブでの暴走なども、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を見ていないと全く理解できない話である。そういう意味では、マーベル・シネマティック・ユニバースをずっと見続けている人はいいのだが、そうでない人には少々きつい展開かなと思う。

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