Apple Watch UltraをAmazonで購入、装着のインプレッション

Apple Watch UltraをAmazon.co.jpで注文を入れ直した、という話は9月23日に書いている。9月22日の夜にAmazon.co.jpに注文を入れた。翌23日の朝には注文履歴から「商品は出荷された」ということは確認できたが、出荷されたというeメールが届かなかったので、なんか一抹の不安を覚えていた。Amazon.co.jpの注文履歴では一覧表では24-26日の配送予定とあり、詳細を見ると24日配送、と表示がバラバラなので、それも心配に輪をかけた要因である。実は商品出荷の案内eメールはついに届かず、商品到着後も注文履歴ではいまだに26日到着予定になっていて、ポイントも還元されていないので、まだおかしな点もある。

それでも注文詳細では23日の夜には大阪の拠点に入り、そこから福岡に向けて出荷されていることを確認したので、おそらく24日中には届くだろうとは思った。24日の早朝に福岡の拠点に着いたことも確認した。それで24日のいつごろ配送されるかが気になった。

24日の午後に配達が開始されたという通知を受け、いつ来るかヤキモキしながら待っていた。配送業者がAmazonなので、ヤマト運輸や佐川急便のように何時ごろ配達されるのかが読めないのである。Amazon.co.jpで翌日配送の商品を買うと、翌日の夜の配達になることもあって、痺れを切らしたことも多かった。しかし、今回は15時半には物は到着した。受け取りサインを求められなかったので、本人確認しなくていいのかという疑問はあった。届いたパッケージは意外と小さいので、驚いた。今までのApple Watchはかなり横長の箱に入れられていたからである。Apple Watch Ultraはボックス型の箱に入っていて、こじまんりとしている。

今回買ったのはグリーンアルパインループのSサイズである。Appleの宣伝ではオレンジアルパインループを全面に出していたが、インパクトは強いが派手すぎて似合わないかなと思ったので、シックなグリーンアルパインループを選んだ。腕周りが140mmなので、Sサイズがちょうどよかった。

今まで使っていたApple Watch Series 7は多分使わないと思うので、iPhoneからペアリングを解除して、バックアップデータを作成した。もちろん、セルラー機能も一旦削除し、Suicaも一旦削除した。それからApple Watch Ultraのペアリングを行った。手順通りに進めていったら比較的スムーズにペアリングができたが、ahamoのセルラー機能のセッティングで少々つまづき、iPhoneのWi-Fiを切ってモバイル通信状態にして手続きを進めることになって解決した。ペアリングが終わったら、watchOS 9.0.1がApple Watch Ultra専用でリリースされていたので、それも適用した。

ペアリングも完了したので、文字盤をまず変更した。Appleが宣伝しているウェイファインダーをダウンロードし、これを現在の文字盤に適用したのである。多少コンプリケーションをカスタマイズし、2箇所だけ気象情報が表示されるように変更した。画面はApple Watch Series 7と比較しても2倍の明るさを誇っているので大変鮮明で、とても見やすい。フェイファインダーの文字盤はコンプリケーションが8個あるので、情報量も十分である。

Apple Watch Ultraのセルラー機能のテストを兼ねて、Apple Watch UltraにAirPods Pro(第二世代)を接続し、少し外出してみた。アクションボタンにワークアウトのフリーウォーキングを割り当てたので、10分程度ワークアウトをこなしながら音楽をストリーミング再生してみた。表示がとても明るいので、太陽の光の中でも容易に画面が確認できるし、ahamoのワンナンバー機能でApple Watch Ultra単独で音楽のストリーミング再生ができるので、こちらも問題はなかった。バッテリーの持ちも流石にいい感じである。翌朝、ワークアウトと音楽ストリーミング再生を同時に動かしながら約18分のウォーキングをしてみたのであるが、Apple Watch Series 7ではバッテリーを約10%消費していたものが、Apple Watch Ultraでは約4%の消費にとどまっている。公称36時間の持続時間は偽りない感じである。

購入前に気になっていたのが、充電台に関することで、Apple純正のMagSafeデュアル充電パッドでは、Apple Watch Ultraは充電できないという話があった。ケースのサイズが49mmと大きいので、充電端子と位置が合わないから、という話ではあったが、実際に試してみると、MagSafeデュアル充電パッドでも問題なく充電できた。位置関係はピッタリあっていた。ただ、高速充電には対応はしていないので、時間はかかる。

Apple Watch Ultraを腕に装着した時に、結構重量感を感じた。今まで使っていたApple Watch Series 7は、アルミニウムのケースだったので、Apple Watch Ultraのケースがチタニウムに変わったのと、堅牢性を重視したために、重量が約1.5倍重くなっているのである。61.3gあるということで、最初は重い印象があったが、それはじきに慣れていって、就寝時の睡眠測定で腕に装着してみても、眠りを妨げることはなかった。また、ディスプレイがApple Watch Series 7ではゴリラガラスだったのが、サファイアガラスになったのも、安心の材料の一つである。ゴリラガラスでは結構画面の傷に弱い部分があって、使用するのに気を使っていた面もあったが、サファイアガラスでは堅牢性が増しているので、傷に対してあまり神経質になることもなくていい。

一つ問題があって、Amazon.co.jpで購入した時に、Apple Care+を一緒につけたのだが、ペアリングをしてiPhoneのWatchアプリでApple Care+の有効期限を見ても、適用されていないのである。Appleのサイトで確認しても、Apple Care+が適用されていない。これについては、まずAppleのサポートに問い合わせたが、今日が日曜ということもあり、Apple Care+の部門が休みだったので、平日の問い合わせを依頼された。Amazon.co.jpのカスタマーサービスに電話をかけて問い合わせたが、これについては似たようなトラブルが発生しているとのことで、調査の上、eメールで連絡するという回答を受けた。現時点での解決策は見出せていない。Apple Care+の加入期間は製品購入後30日以内なら後からでも加入できるし、Amazon.co.jp側のトラブルの可能性が大きいので、しばらく様子見である。

いくつかのトラブルや心配事もあったが、発売翌日にはApple Watch Ultraが到着し、使えるようになったことは、個人的には結構嬉しい。Appleの実店舗でも在庫はあるが、Appleのオンラインストアだと1ヶ月待ちなので、素直に発売日翌日に入手できて使えるようになったことは、気分がいい。Amazon.co.jpでApple Watch Ultraが入手できたので、Appleのオンラインストアに入れていた注文はキャンセルをした。これで、ダブりで購入という事態も避けられた。バッテリーの持ちの長さを重視して、今後はいろいろ健康管理に努めていきたい。

追記

バッテリーの持ちだが、24日の21時半に充電100%の状態から腕に装着し、21時半から3時まで就寝しながら画面消灯で睡眠測定を行い、3時からは画面を常時表示させて途中18分のワークアウトとApple Musicのストリーミング再生を行い、10時から11時までiPhoneと共に外出し、その後もしばしば脈拍等を測定し、25日の19時半まで装着した時の消費量は40%だった。つまり22時間で60%も残量があることになる。Apple Watch Series 7では同じ使い方をして25-30%の残量だったので、倍以上の残量があることになる。確かにバッテリーの持ちは驚異的であると言える。

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