川崎大師大開帳奉修で赤札を手に入れる

4月に神奈川の中古マンションの下見に来たときに、京浜急行の駅で「川崎大師大開帳奉修」が今年、開催されるというポスターを見たことはリンクしてある記事に書いてある。その時には気になっているものの、20年前の2004年に川崎大師を訪れた時に赤札を手に入れるのに3時間以上待たされたので、少々ためらいがある、ということも書いてある。

ただ、このゴールデンウィークに実家に帰省し、中古マンション購入の売買契約も締結したので、川崎大師に行って赤札はもらってこよう、という気になっていた。前にも書いたかもしれないが、2004年にいただいた赤札はその後、どこかで紛失してしまい、手元にないのでご利益がいただけない状況だったのである。

それで、川崎大師大開帳奉修の初日である今日、5月1日に川崎大師に行くことにした。2日と3日も昼間は時間があるのだが、夕方に用があり、赤札の配布時間によってはトラブルが起きる可能性もあったので、何も予定のない今日にしたのである。

僕が別に運用しているサイトで2004年に行った時の「川崎大師大開帳奉修」の記事があり、その時の記事を自分で読み返して、かつネットで2014年の時の記事を検索して調べた結果、おそらく午前中11時の時の護摩で赤札を配布する可能性がある、と勝手に予想したので、8時半に実家を出て、川崎大師まで足を向けた。

10時ごろに川崎大師に着いたのだが、お参りをする人は少ないのだが、赤札をいただきに来ている人だけは異様に多かった。2004年に赤札をいただきに来た時についた列の場所と全然違う、境内の外の駐車場に並ばされたのである。当然、そこは川崎大師のご本尊や赤札配布場所からは相当離れている。

雨もどんどん強くなる中、「まあ、次の護摩は11時からだし」と思いながら、列に並んでiPhoneでradikoのラジオ番組を聴いていたのだが、11時になっても列は動かなかった。体調が悪くなって車椅子で運ばれるお年寄りもいたりして、強雨の中、皆ただじっと待っていた。

「11時の護摩の時の赤札配布はなかったのかな?」と思いながらじっと待っていたら、12時に列の動きがあった。止まったり動いたりを繰り返しながら、徐々に本殿に近づき、20分経過した後にようやく本殿に入れて、ご本尊を拝められた。とは言っても他の人も僕も大してじっくりとご本尊は見ていない。皆、そちらには関心がないのである。関心があるのは赤札をいただくことだけ。

本殿から信者会館に導線は流れ、ようやく赤札をいただいた。基本無料であるが、気持ちがある人は幾許かの寄付をしていたようである。僕は一銭もしなかったが。いただいた時には12時半になっていた。2時間半の待ち時間で大雨の中、いただいた赤札はありがたく感じたし、20年前にもいただいていながら紛失している身としては、ようやく加護が復活した感がある。

あとでネットのニュースを見たところ、朝6時の護摩の時にも赤札は配布されたが、その時にはすでに1000人の人が並んでいた、と書かれていた。多分、2014年の時にネットでいろいろ情報が流れ、多くの人に認知される行事になっているのが原因かと思う。

2004年の時に比べれば待ち時間は少なかったのでいいのだが、大雨でしかも涼しいので、ちょっと体調が狂う感じではある。赤札をいただいた後は、普通にお参りをし、おみくじを引いたりした後、昼食をとって早々に実家に戻った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました