the Covers「LOVE PSYCHEDELICO」NHK BSPremium

僕個人はLOVE PSYCHEDELICOのファンというわけではない。とはいうものの、ラジオで時々LOVE PSYCHEDELICOの曲がオンエアされることもあり、いくつかの曲は認識していて、結構それらの曲は好印象を受けていた。

今回、NHK BSPremiumのthe CoversでLOVE PSYCHEDELICOが出演するという話を聞いたのは、実は佐野元春ファンサイトからだった。番組は出演アーティストが他のアーティストの曲をカバーするというのがメインの番組で、佐野元春ファンサイトでは、LOVE PSYCHEDELICOが佐野元春の「彼女が自由に踊るとき」をカバーするというニュースを流していたのである。

佐野元春ファンとしては、佐野元春のセルフカバーアルバム「月と専制君主」でも「彼女が自由に踊るとき」にコーラスでLOVE PSYCHEDELICOのKUMIさんが参加していたことや、2014年のフジロックフェスティバルに佐野元春が出演した時に、やはりKUMIさんがコーラスで参加していたことを知っているので、この両者の結びつきは強いと思っている。それで、どのようなアレンジでカバーするのかと思って、HDDに録画予約をして、後から視聴にしたのである。

LOVE PSYCHEDELICOが演奏した曲は三曲で、サザンオールスターズの「ミス・ブランニュー・デイ」、佐野元春の「彼女が自由に踊るとき」、そしてオリジナル曲の「A revolution」だった。LOVE PSYCHEDELICOサウンドでどうサザンの曲や佐野元春の曲をカバーするのか、興味津々だったが、想像以上にLOVE PSYCHEDELICOサウンドになった演奏であった。こんなアレンジもあるのか、と結構楽しく聞くことができた。

サポートの面々にはKUMIさんの夫である深沼元昭や、佐野元春のサポートもする高桑圭なども参加しているので、結構知った顔を見かけていた。そのせいか演奏の安定性は突き抜けていたように思う。

トークも面白く、なんか「LOVE PSYCHEDELICOのアルバムを聞いてみようかな」と思わせる番組構成だった。NHK BSPremiumは2-3年に一回、本当に面白い番組を放送するので、視聴料を払い続けているのだが、今回は元を取ったかなと思っている。

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