TM NETWORKニューアルバム「DEVOTION」を聴いてと、FANKS THE PARTY 2023を見ての感想

昨日、TM NETWORKのニューアルバム「DEVOTION」が自宅に届いた。発売日は今日なのだが、楽天で注文入れたら前日配送になったためである。「DEVOTION」はTM NETWORKデビュー40周年のキックオフアルバムであり、新曲「DEVOTION」、「君の空を見ている」を含み、過去の曲のリミックス版やインストルメンタル曲等を含む計11曲収録のアルバムである。

アルバムの構成としては、2004年のデビュー20周年の時にリリースした「NETWORK~EASY LISTENING」に近いかなと思う。純粋な新曲は少なく、リミックス曲やインストルメンタル曲が多い点は似ている。ただ、「NETWORK~EASY LISTENING」の時とは小室哲哉のやる気度合いが全く違うので、アルバムの雰囲気は大幅に異なる。今回の「DEVOTION」の方が聞いていて楽しいし、興奮度が上がる。

過去のリミックス曲も大幅にアレンジ変えていて、イントロ聴いただけでは何の曲かわからないところが多く、新鮮に感じる。計4曲がリミックス曲だが、聴いていて飽きないところがある。

インストルメンタル曲もアレンジが素晴らしく、飽きがこない。

アルバムの中では「君の空を見ている」が木根尚登作曲の楽曲だが、これも木根さんらしい楽曲で、いい感じである。

そして、アルバムのボーナストラックに入っているのが「TIMEMACHINE」で、これは今までスタジオ録音版が存在しなかった、幻の曲であり、時々ライブで歌ったきりの楽曲である。TMN終了ライブの東京ドームの時に最後に歌ったので、印象強い楽曲だが、これがスタジオ録音版で初収録されるのは、かなり貴重である。

アルバムを聞いた後、昨晩東京のライブハウスで開催された「FANKS THE PARTY 2023 Feat.DEVOTION」というイベントをオンラインで視聴した。東京開催のイベントなので、地方からは行けないなとは思っていたが、SONYがオンラインで中継するというので、見てみた。配信時間も2時間近くと結構長いイベントであったと思うが、TM NETWORKのメンバー3人が元気そうで何よりである。

イベントはアルバム「DEVOTION」にまつわるエピソードや、この秋公開される映画「シティハンター」とのコラボについての裏話など、なかなか面白かった。アルバムに未収録の「シティハンター」の映画のオープニング曲になった「Whatever Comes」も初披露され、これもまた興奮を呼ぶものだった。ちなみにこの楽曲はストリーミング配信音楽サイトで聴くことが出る。「シティハンター」といえば「GET WILD」が有名だが、テレビアニメとしての「シティハンター」の放映時にエンディング曲に決まった時に、メンバーの3人は「エンディング曲か…」とちょっとがったりしたそうである。でも、当時のオープニング曲を歌った小比類巻かおるの楽曲より「GET WILD」の方がメジャーになっているのだから、不思議である。イベントの最後には先日亡くなられたライターの藤井徹貫氏を追悼する画面もあって、印象深かった。

イベントやアルバム封入の紙にこの秋のツアーの日程とチケット先行予約の案内もあって、これも関心を寄せるものであった。日程的に行けるか検討して、できれば先行予約に申し込みたいなとは思う。TM NETWORKのライブを生で見るのは10年前の話なので、見たい気持ちはある。

TM NETWORKの久々のニューアルバムで、今、かなり興奮しているのが実情である。しばらく、ハマるかなと思っている。昨日の朝までは全く期待していなかったのだが、CD届いてからテンション急上昇である。

今日の午前中、TOKYO FMの「BLUE OCEAN」というワイド番組で、昨日のイベントの一部が放送されたので、それも聞いてみたが、楽しい思い出が蘇ってきたのを思い出す。イベントでは流れなかった楽曲がかかったのもGood!である。

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