セキュリティ対応iOS/iPadOS 16.5.1(c)、macOS 13.4.1(c)を緊急リリース

2日前の7月11日、AppleはiOS/iPadOS、macOSのセキュリティ対応の緊急アップデート、iOS/iPadOS 16.5.1(a)とmacOS 13.4.1(a)をリリースした。Safariに脆弱性があり、悪用された形跡もあるためという。

ただ、11日にリリースして数時間後にこのアップデートは取り下げられてしまった。原因は、このアップデートを適用すると多くのサイトでSafariがまともに表示できず、制限を加えられる事態が発生してしまったためである。すでにアップデートしてしまったユーザーに対しては、インストールしたアップデートをアンインストールする手順も公開されていて、早急に修正版を配布する予定である、という声明を出していた。

そして、今朝、修正版であるiOS/iPadOS 16.5.1(c)とmacOS 13.4.1(c)が緊急リリースされた。アップデート取り下げ後には次のバージョンはiOS/iPadOS 16.5.1(b)とmacOS 13.4.1(b)になるのでは、というのがネット上の話ではあったが、実際には(c)バージョンでの再リリースになっている。

今回のは、すでに悪用されている脆弱性への対処法なので、早急なアップデートが好ましい。アップデート方法は、「設定」-「一般」-「ソフトウェアアップデート」から画面に指示される方法で手順を踏んでいけば、対応できる。ファイルサイズも小さいので、5分もあればアップデート完了できるので、是非とも対応していただきたいと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました