一部の北米版「2001年宇宙の旅」4K UHD Blu-rayに制作上のミス

2018年11月2日の「「2001年宇宙の旅」米国版4K UHD BD発売延期のはずが今日届く」という記事で、発売が1ヶ月後ろ倒しになったはずの「2001年宇宙の旅」4K UHD Blu-rayがなぜか当初の予定通りに届いた、という話を書いている。1ヶ月発売が遅れる理由は当時わからなかったし、なぜか日本版も遅れるという状態になっていることは、何か理由あるのだろうなと思っていた。ここ最近5ちゃんねるで「2001年宇宙の旅」のスレッドを見ていたら、原因がわかった。制作上のミスがあって、急遽、マスターを作り直していた模様である。正確にいうと、本編の35分付近で、フロイド博士とロシア人科学者が会話を交わした後、正しいマスターが黒にフェードアウトして、その後暗転し、月の基地に向かうシーンに切り替わるところ、僕の元に届いた版は、会話後、そのままフェードアウトしないで黒に暗転する、という状況になっていたのである。これはイギリス版で発覚したのだが、延期にならないで発送してしまった一部アメリカ版も、その仕様になっているということである。日本版はその修正が入っているので、黒にフェードアウトしてから暗転する仕様になっている。ものすごく些細なミスだが、気にする人は気にするだろう。僕は映画会社がリプレースメント・プログラムを発表していないので、気にしないことにしておく。本当にわずかな違いで、言われるまで気がつかないくらいだからである。逆に珍しいディスクになったとも言える。

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