昨日、「具島直子のアナログレコードを楽天市場で買い漁った」と書いた。その記事の中では「オーディオテクニカのアナログレコードプレイヤー、サウンドバーガーを買ったので届いたらセッティングをしてアナログレコードを聞いてみたい」という趣旨の記事も書いている。
オーディオテクニカのアナログレコードプレイヤー「サウンドバーガー」の発売を知ったのは1年ほど前になる。その時は限定生産、販売だったのとアナログレコードプレイヤーの置き場を部屋に作れなかったこと、確かオーディオテクニカの通販サイトでしか買えなかった、というのもあって、手を出さなかった。
その後、「サウンドバーガー」は好評により限定生産から通常生産の製品に昇格していった。ただ、最近までその存在は忘れていた。
先日、楽天市場のブラックフライデーセールの時に具島直子の未入手のアナログレコードを買い漁る気でいたのだが、その時にやはりただアートワークを眺めるだけでなく、実際にアナログ音源を聴きたいと思うようになった。それで記憶の片隅から「サウンドバーガー」のことを思い出したのである。
今でも部屋に普通のアナログレコードプレイヤーを設置できるスペースはない。普通のアナログレコードプレイヤーを設置するには40cm×40cm程度の空間が必要だからである。ただ、夏にスピーカーを一新した時にサブウーハーの上に多少の空間ができた。30cm×40cm程度の空間である。
この空間ならば、「サウンドバーガー」を設置してアナログレコードを聞くことは可能かと判断できた。アナログレコードは30cmの円盤なので、32cm程度の空間があれば再生に支障はないだろうと判断した。
「サウンドバーガー」はもともと1980年代に気軽にアナログレコードを聞くために作られたポータブルプレイヤーである。それを今風に復刻させているので、1980年代当時の使用では乾電池で動いていたものがUSBで充電する充電池になっていたり、有線のヘッドフォンで聴いていたものがBluetoothのヘッドフォンで聴くようになっていたりと、変化はある。ポータブルプレイヤーなので、置き場所に自由度がある。
それで楽天市場に注文を入れて、届くのを待っていたのだが、昨晩届いた。週末まで待ちきれなくてマランツのAVアンプ、CINEMA 70sに有線ケーブルを繋いで聴いてみたのであるが、20年ぶりにアナログレコードの温かみのある音を聞けた。聴いたのは具島直子の7インチレコードの「Candy」で、CDやストリーミングとは違う良さがあった。
ただ、問題が一つあった。付属の有線ケーブルの長さが足りず、「サウンドバーガー」を置こうとしていた場所に届くか届かないかという瀬戸際だった。それで、夜にネットで有線ケーブルを今日配送してくれる店舗を探したところ、ヨドバシカメラが昨日の夜注文で今日の午後配送と表示出ていたので、有線ケーブルを追加で注文して、届くのを待った。
今日の午後に有線ケーブルは届いたので、「サウンドバーガー」付属のケーブルはAVアンプから取り外して、購入した有線ケーブルに付け替え、改めて「Candy」を聞き直した。やはりアナログレコードならではの温かみのある音が聞けて、楽しい思いがした。
充電池内蔵なのでずっとAC電源に差しっぱなしだと充電池を痛めるので、現在は AC電源からは外していて、その状態で再生できるようになっている。アルバムを聴く時間はないから、週末に何かじっくり聴きたいと思う。まだ、レコードクリーナーも届いていないから、埃取りもできないし。
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