佐野元春、「2024年初夏、Zepp Tourで逢いましょう」を見に行っての感想

2024年の初夏である昨日、佐野元春 & THE COYOTE BANDの全国Zeppツアーである「2024年初夏、Zepp Tourで逢いましょう」に行ってきた。なんと昨日のZepp Fukuokaの公演はツアー初日。当然ネット上に何も情報が流れていない状況で、ライブを楽しめたのは新鮮である。

Zepp Fukuokaは2014年の佐野元春の秋のツアーの時以来だった。その時のZepp Fukuokaはその後いったん閉館し、現在はPayPayドームの前にできた商業施設「マークイズ」の一施設として再始動している。だからZepp Fukuokaに行くのは久しぶりなのだが、施設そのものが変わっているので、初めての会場と言ってもいいだろう。

ツアー開始前に、「Younbloods(New Recording 2024)」が配信リリースになったことで、佐野元春クラシックの再定義された楽曲の演奏に期待が高まったのだが、思ったよりは演奏する楽曲は多くはなかった。それでも、前述の「Youngbloods(New Recording 2024)」をはじめとして、まさかこの楽曲をこのアレンジで演奏するか! という場面は何回かあり、その楽曲のアレンジの変幻自在ぶりには驚かされたところはあった。

基本的にはTHE COYOTE BANDとのコラボレーションを図った楽曲がメインのライブではあったが、こちらはあるアルバムをメインにしたところがあって、それは想定外だった。それでも、この楽曲も演奏するの?! というところもあり、驚きを感じざるを得ない場面もあった。その楽曲では佐野元春のギターが結構鳴り響いていたと思う。

アンコールでは、ある楽曲を観客に歌わせる場面もあり、それが今までのライブではあり得なかったシーンなので、ご機嫌になるところではあった。

ライブ自体は2時間を切った演奏時間なので、終演時間はそんなに遅くはない。ライブのセットリスト公開も終演後にはあるが、Zepp Fukuokaの場合、セットリスト撮影のために行列を作り、チケットの確認をされ、なおかつSNS公開禁止、という強い警告があったので、セットリストの撮影を考えている人は終演後の時間が取られることは予定していたほうがいいと思う。

来年、デビュー45周年&THE COYOTE BAND結成20周年ということで大規模なイベントを検討しているとのことなので、まずは今回のツアーで復習をしてから、来年のイベントに挑むといいかと思う。今回のツアーは全公演ソールドアウトなので、今から見に行きたいと思ってもチケットは入手できないが。

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