AirPods Proの音量が小さかったのは、汚れのせい

僕がAirPods Pro(第二世代)を使用してすでに1年9ヶ月は経過する。その間にiOSがバージョンアップしたり、AirPods Proのファームウェアがバージョンアップしたりいろいろ変わっている。

しかし、一貫して気になっていることがある。使っているとなんか音楽の音量が小さくなりがちで、道路沿いを歩いていると、車の走行音に負けていることがよくあるのである。

飛行機に搭乗している時でも、飛行機のエンジン音に音楽がかき消されてしまうことがしばしばあった。こういう時は、Appleのサイトによると、AirPods Proが汚れていてマイク性能が落ちているので、掃除をするように、とは書かれていて、僕も気になった時には綿棒で掃除をして耳垢を落としたりしていた。

それでも、ここ数日、右側のイアフォンから鳴る音量が異常に小さく、音像が左に傾いているため、聞き取りづらかった。あまりにひどいので、Appleサポートに電話してしまい、原因を追及したぐらいである。

実はイアフォンはBeats Fit Proも持っているのだが、こちらは正常に音楽が再生できるのである。そんな話をしつつ、Appleサポートの人と話していたら、「イヤーチップを外して電話をしてみたら、どう聞こえます?」と提案を受けた。それでイヤーチップを取り外して、イヤーチップのないAirPods Proで通話をしたところ、Appleサポートの人の声が正常に聞こえるのである。

それで、イヤーチップに問題があるという診断を受けて、綿棒でもう一回、取り外した状態でイヤーチップを掃除してみた。その後、イヤーチップを装着してAirPods Proで電話の通話をしてみたら、人の声が正常に聞こえる。

つまり、イヤーチップの汚れが音の聞こえが小さくなっていた原因だった。原因が分かったので、一安心したが、一時期は耳の難聴測定アプリで耳が難聴になっている、という診断が出てしまったぐらいなので、相当汚れで音量が落ちていたのだな、と実感した。

今日も外出時にAirPods Proで音楽を聞いていたが、今日は結構音量が大きい。耳垢の汚れが音の出る部分を塞いでいたようで、唖然としている。今後もAirPods Proは使い続けるつもりだが、もう少し丁寧に掃除しないといけないかな、と思った次第である。

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