11月21日と22日は、会社で年休取得が推奨される日だった。当初、僕は21日から23日まで台湾旅行を計画しており、飛行機とホテルの予約も済ませていた。しかし、母の死去とそれに伴う法事が重なり、この旅行は断念せざるを得なかった。
予定が空いてしまった21日と22日だったが、そんな中、11月上旬にワーナー・ブラザースからうれしいニュースが届いた。クリストファー・ノーラン監督の映画『インターステラー』が劇場公開10周年を迎えるにあたり、全国のIMAXシアターで22日からリバイバル上映が行われるという発表だった。
この知らせに胸が躍った。僕は過去に福岡でIMAXレーザー4K版の『インターステラー』を観ているが、現在は横浜に住んでいる。今度は日本に2館しかないIMAXレーザーGT版で、ノーラン監督が意図した画面サイズの映像を体験できるチャンスが訪れたのだ。IMAXレーザーGTは池袋のグランドシネマサンシャインでしか楽しめないが、それでも池袋まで足を運ぶ価値があると判断した。
22日のチケットはグランドシネマサンシャインの会員先行予約で、19日の21時から購入可能だった。そのため、僕はその時間に合わせてMacBook Proの前で準備万端で待機していた。
21時ちょうどにサイトをリロードすると、会員先行予約のボタンが表示された。上映スケジュールには昼と夜の2回があり、僕は昼の回を狙って予約を試みた。しかし、『インターステラー』をIMAXレーザーGTで観たい映画ファンが殺到したようで、ボタンを押しても座席予約画面にはなかなか進めず、「アクセスが集中しています。しばらく待ってからアクセスしてください」というメッセージが繰り返し表示されるばかりだった。さらに、会員としてログインしているにもかかわらず、会員ページに戻されるトラブルも発生した。
それでも諦めずにリロードを繰り返し、数分後にようやく座席予約画面にたどり着くことができた。しかし、その時点で見やすい中央付近の席はすでに埋まっており、僕が確保できたのはやや中央から外れた席だった。それでも座席を確保できたことにホッとした。
翌朝、グランドシネマサンシャインの予約状況を確認すると、『インターステラー』のIMAXレーザーGT上映は昼も夜もほぼ満席になっていた。残っているのはわずか数席だけ。この映画が過去にもリバイバル上映されたことはあるが、これほどの人気になるとは思わなかった。
僕自身、福岡のキャナルシティでIMAXレーザー4K版を観た経験があるが、IMAXレーザーGTではノーラン監督の作品として『ダンケルク』を一度観たのみだ。今回の『インターステラー』上映では、1.43:1の圧倒的迫力を体験できると期待しており、今から胸が高鳴っている。
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