中居正広、引退

今日の昼、僕のiPhoneにインストールしてあるYahoo! Japanアプリから通知が届いた。その通知には「中居正広、引退」と書かれていた。昼休み中はネットから少し離れたかったので、しばらく昼寝をした後で、「中居正広、引退」に関する記事を探して読んでみた。

この報道は、中居正広が自身のファンクラブ向けサイトで発信した内容を元にしているようだ。僕はファンクラブに入っていないため直接原文を読んだわけではないが、多くのメディアが報じていることから、本当に引退を決めたのだろうと思った。

僕は以前も書いたように中居正広のファンではないので、彼が引退したとしても特別なショックを受けることはない。ただ、これほど事件の影響が広がり、フジテレビに対してスポンサーからCM差し替えや番組の放送中止を求める動きが増大していることを考えると、引退以外はあり得なかったのだろうと感じる。

以前の記事でも書いたが、僕は中居正広が出した下記の釈明文に違和感を覚えた。その釈明文が、結果的に命取りになったように感じる。

なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました

考えてみれば、中居正広は元ジャニーズ事務所出身のタレントだ。ジャニーズ性加害問題に続いて、同じく世間を騒がせる問題を引き起こしたことで、自ら墓穴を掘ったように思える。

今日、彼は引退を表明したが、それで事件が完全に解決したわけではない。守秘義務があるため、中居正広が被害者女性に何をしたのか具体的には分からないし、フジテレビがどのように関与しているのかも週刊誌のスクープ以外では推測するしかない。今日の午後にはフジテレビで臨時取締役会議が行われるとのことだが、その結果次第ではフジテレビも自滅の道を辿る可能性がある。経営陣がいまだに1980年代の「面白くなければテレビじゃない」という感覚を持ち続けているようでは、変革がなければ自滅するのではないかと思う。

どちらにしても、かつてスターであった中居正広が、自らの奢りによって引き起こしたトラブルで自滅してしまうのは、ある意味で必然だったのだろうと僕は思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました