南シナ海の中国の主張、仲裁裁判所は認めず

ここのところ、気になっていたニュースがある。南シナ海を実行支配していた中国に対し、フィリピンが仲裁裁判所に異議を申し立てていた件である。中国の横暴は、日本でも尖閣諸島への接近で明らかだが、中国の自分勝手な主張には、おかしいと感じていた。で、今日のオランダ・ハーグの仲裁裁判所での裁定は、中国に対し、国際法上の権利を認めない、という結論を出した。それで当然だろうと思う。もちろん、中国はそれを認めるわけもなく、相変わらず実効支配を続けていくであろうが、国際的に裁判で中国の実効支配が認められない、という結論が出たことは、意義深いと思う。これで、国際的世論では、中国の横暴に対し、批判的になっていくと思われるからである。そろそろ大国、中国の自分勝手な主張には、対抗していく必要があるような気がする。と言って、日本が武力行使していい、というわけでもないが。その辺は別に安倍政権に賛同しているわけでもないので、気をつけないといけない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました