レビューの詳細は、『へレディタリー/継承』Blu-ray(輸入盤)レビュー|“家族”が崩壊する瞬間を見せつける、現代ホラーの金字塔【SDR / dts-HD MA】を参照いただきたい。
この映画は以前、Netflixで配信されていた時に日本語字幕付きで見たことがある。当時もこの輸入盤Blu-rayは所有済みだったのだが、日本語字幕がないので日本語字幕のあるNetflixで済ませてしまおう、とばかりにNetflixで見たのだった。
Netflixで見た時も衝撃を受けた作品ではあったが、NetflixのHD/5.1chの仕様だと、画質、音質があまりよろしくなかった。ブロックノイズが散見されたし、Dolby Digitalの圧縮音源だと不満が残った。
それで、最近、ビデオラックに収まっている本のBlu-rayのジャケットを眺めていると、本Blu-rayで「ヘレディタリー/継承」を見直したい、という欲求が続いていた。
eBayで本作の監督であるアリ・アスターの「ミッドサマー」と「ボーはおそれている」のBlu-rayを入手したこともあって、アリ・アスター監督の作をBlu-rayでしっかり見たいと思うようになっていて、年末年始休暇で時間にゆとりのある中、この映画をBlu-rayで見直した。
レビューの詳細は上記リンクの通りだが、やはりBlu-rayだけあって、NetflixのHD/5.1chの仕様よりはしっかりした画質ではあるし、音質もロスレスなので豊かに鳴り響いていた。
それと同時にNetflixで見たはずなのにストーリーの大半を忘れていて、どう展開が転ぶのかが思い出せないので恐怖感が倍増してしまい、想像以上に面白いと実感するハメになった。
特にラストを見て、こんなエンディングだったかな? と驚いてしまった。Netflixで見た記憶を忘れているというのはある意味このBlu-rayを見るのには幸いだったということか。
もちろん、Netflixで見た時と現在のホームシアターの環境は大きく違うので、ストーリーを覚えていたとしても現在のホームシアターが奏でるサウンドデザインに圧倒されたことだとは思う。
ホラー映画としては新機軸な部分が大きく、視聴する価値がある作品だと思う。見ていて物語に引き摺り込まれる部分が大きかったので、お勧めしたい作品である。
多分、この「ヘレディタリー/継承」の輸入盤Blu-rayが2025年最後の映画鑑賞になると思う。まだ大晦日が残っているが、本日夜に友人と忘年会があるので、明日は体調不良で映画を見る気力はないと思う。今年も週1本ペースで映画は見られたので、満足しているし、特に秋以降のホームシアター再構築でその効果が格段に上がったので、ホームシアターで映画を見る楽しみが増えたのは良かったと思う。2026年も続けて映画を見ていきたい。

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