映画「アリスのままで」をBlu-rayで見た雑記

レビューの詳細は、『アリスのままで』Blu-ray(輸入盤)レビュー|“記憶を失っても、私は私なのか”。若年性アルツハイマーが奪うものと、なお残るものを見つめた痛切な家族ドラマ【SDR / dts-HD MA】を参照のこと。

この映画を見ようと2026年に入ってから思い続けていた。今日まで見なかったのは、単に他の映画を優先していたからにすぎない。2014年の映画なので、輸入盤Blu-rayを購入してから11年以上経過している。

物語のテーマは、若年性アルツハイマーを患った主人公とその家族を見つめたドラマである。特に日本では近年高齢者が増加し、若年性ではないがアルツハイマーによる認知症が高齢者に襲いかかり、高齢者本人とその家族に負担をかける事態になっている。

今の時代を考えると、この映画の内容はタイムリーである。実際に認知症の家族がいる、いたものから見ると、あまりにリアリティある内容に言葉を失ってしまう。ドラマの中で描かれるアルツハイマーの症状がリアルなため、映画を主観的に見ることになってしまい、感情を揺さぶられることになる。

主人公であり、若年性アルツハイマーを患ったアリスを演じているのはジュリアン・ムーアであり、この演技が評価されてアカデミー賞の主演女優賞を受賞している。ジュリアン・ムーアの演技は現実的であり、認知症を患った人そのものになりきっている。

また、アリスを支える夫のジョンや、子供たちのアリスに対する戸惑いや愛情の描写がまたリアリティがあり、ドラマを空想ものにしない内容に仕上がっている。

アメリカでは、コロンビア・ピクチャーズの名作映画を集めたボックスセットの一つとしてこの映画の4K UHD Blu-ray版が存在しているが、単独バラ売りでは今回見たBlu-rayしかない。恐らくマスターが2Kだと思うので、Blu-rayでも画質に不満はない。音響も5.1chサラウンドであるがほとんど会話劇なので、センタースピーカー中心の音響になっている。

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