「仕事を引退すると老け込む」は嘘という研究結果

僕は、50歳代半ばである。定年まで後数年と言ったところではある。会社は、一旦定年を迎えたら、再雇用の形で65歳まで働くことはできるらしい。もちろん給料は下がると思う。

僕は考えていることがあって、今の資産が大きく減るようなことがなければ、60歳で定年を迎えて、再雇用を迎えず、仕事をしないで繰り上げ年金と手持ちの資産で老後を過ごしたいと思っている。そう考える最大の理由は、自分が精神疾患を抱えていることにある。自分が当てはまるのかはわからないが、精神疾患を抱えた人の平均寿命は健常者の平均寿命より10-15年短いという調査結果が出ている。となると、僕の余命は60歳で定年を迎えたとしても5-10年程度ということになってしまう。本当に65-70歳で寿命が尽きるのかはわからないが、そう仮定した場合に、再雇用で65歳まで働いてしまうと、自分のしたいことができなくなる恐れがあるので、60歳定年で仕事は辞めたいなと思っている。

ただ、世間では「健康なうちは仕事をした方がいい」とか、「資産が厳しいのでできるだけ働いて稼ぎたい」とか、「働いている方が健康にいい」とか言われている。その見解に僕なんか内心反発していたのであるが、今日のプレジデント・オンラインという雑誌のオンライン記事を読むと、実は仕事を引退した方が健康的だった、という調査結果が出ていて、僕なんか「ほら見たことか」と思ってしまった。

プレジデント・オンラインの記事を読むと、早めに仕事を引退した人の中には体調不良で仕事を続けられない人が多く、逆に仕事をいつまでも続ける人は健康状態がいいから続けている、という結果があり、それが「仕事を引退すると健康に悪い」とか「仕事を続けていると健康にいい」という言説になっているとのことである。原因と結果が逆に現れているのである。

上記のことを加味しながら、仕事を引退した人と仕事を続けている人の健康状態を調査すると、仕事を引退した人の方が健康状態は結果的に良いのだそうである。調査結果では心疾患の発生について調べると、仕事を早く引退した人の方が心疾患の発症リスクが低いのだそうである。

僕も仕事で日々ストレスに苛まれているから、体には良くないなとは思っている。特に精神疾患を抱えている身としては余計である。定年間近になったら、ファイナンシャル・プランナーに相談して仕事を辞めるか続けるかの最終決断を下したいが、今日の記事を読んで、定年で仕事を辞めることに躊躇いが少なくなったのは事実である。

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