これまでも「ダンケルク」については、このブログで何回か書いている。IMAXデジタルシアターでの鑑賞に始まり、輸入盤Blu-rayでの鑑賞、iTunes Moviesでの4K鑑賞と色々見ている。しかし、クリストファー・ノーラン監督の意図した、IMAXフィルムのアスペクト比である1.43:1の構図では見たことがなかった。残念なことだが、新型コロナウイルスの影響で新作映画が上映できなくなり、リバイバル上映という形で「ダンケルク」がIMAXレーザーGTで上映されている。結果的には、ノーラン監督の意図した1.43:1のアスペクト比で今回作品を見ることができたのだが、IMAXレーザーGTによる圧倒的な臨場感には、何回か見ている僕でも圧倒される迫力である。視野の全てがスクリーンなので、臨場感が桁違いである。逆にIMAXフィルムで撮影されていない65mmのフィルム撮影のシーンが霞んで見えるほどである。音響も素晴らしく、その効果は絶大である。IMAXレーザーGTで映画を見られるチャンスはそう多くないが、チャンスがあれば、また見たい。
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