2019年も数多くの映画を見てきている。計57本である。それで、昨年に引き続き見た映画のリストと、そのベスト3を改めて表記し、一年の締めくくりにしたい。なお、映画は映画館で見たものと、輸入盤Blu-rayで見たもの、Apple TVを使ったデジタル配信で見たものと、多岐にわたっているので、それぞれに分けてベスト3を書き出したい。
映画館で見た映画一覧とベスト3
- ボヘミアン・ラプソディ(DOLBY CINEMA)
- アリー/スター誕生
- アリータ:バトル・エンジェル(IMAX 3D)
- キャプテン・マーベル(IMAX 3D)
- アベンジャーズ エンドゲーム(IMAX 3D)
- アベンジャーズ エンドゲーム(DOLBY CINEMA)
- スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム(IMAX 3D)
- ライオン・キング(2019)(IMAX 3D)
- ジョーカー(IMAX 2D)
- スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(DOLBY CINEMA)
- この世界の(さらにいくつもの)片隅に
ベスト3
- アベンジャーズ エンドゲーム(IMAX 3D)
- この世界の(さらにいくつもの片隅に)
- ジョーカー(IMAX 2D)
映画館で見た映画のほとんどはIMAXシアターでの鑑賞だったが、その中でも「アベンジャーズ エンドゲーム」の出来の良さは特質に値する。スーパーヒーロー総集結の映画だが、物語が破綻しない。クライマックスに向けてテンポよく描いているところは、今年のベスト1にふさわしい。上記では2位に位置しているが、実質同率1位なのが「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」である。2016年の「この世界の片隅に」に30分以上の追加シーンを加え、全く新しい視点で描いた作品だったが、168分とアニメ映画では異例の長さにも関わらず、全くだれるシーンがないというのはすごいことだと思う。
輸入盤Blu-rayで見た映画
- ヒットマンズ・ボディガード(DOLBY ATMOS)
- ジャングル・ブック(2016)(3D)
- グリーン・ディスティニー(DOLBY ATMOS)
- 崖っぷちの男
- ファースト・マン(DOLBY ATMOS)
- MEG ザ・モンスター(3D)
- ジャスティス・リーグ(3D)
- アメリカン・スナイパー(DOLBY ATMOS)
- ラスト・アクション・ヒーロー
- グリーンブック(DOLBY ATMOS)
- パシフィック・リム:アップライジング(3D/DOLBY ATMOS)
- ザ・バニシング-消失-(Criterion)
- ハンターキラー 潜航せよ(DOLBY ATMOS)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(3D)
- ドクター・ストレンジ(3D)
- アイアンマン
- スパイダーマン:スパイダーバース
- アポロ11 完全版
- カリフォルニア・ダウン(3D/DOLBY ATMOS)
- エージェント・ウルトラ(dts:X)
- バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
- ターザン:REBORN(3D/DOLBY ATMOS)
- トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド
- ワイルド・スピード
- ワイルド・スピードX2
- インデペンデンス・デイ
- インデペンデンス・デイ:リサージェンス(3D)
- ワイルド・スピードX3:TOKYO DRIFT
- IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(DOLBY ATMOS)
- イエスタデイ(DOLBY ATMOS)
- ジョン・ウィック:パラベラム(DOLBY ATMOS)
- 地獄のデビル・トラック
- ジェームズ・キャメロン 深海への挑戦(3D)
- ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(DOLBY ATMOS)
- スノーホワイト/氷の王国(dts:X)
- ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(3D)
- キングコング:髑髏島の巨神(3D)
ベスト3
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(3D)
- ザ・バニシング-消失-(Criterion)
- アポロ11 完全版
輸入盤Blu-rayで見た映画では、3D映画やDOLBY ATMOSサウンドトラックの映画が多かったが、1位は映画館鑑賞記念ということで「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を1位にあげる。この作品なくして「アベンジャーズ エンドゲーム」は完結しないからである。アメリカ版は3D仕様ではないので、イギリス版で3D版を見たのもいい思い出である。2位はクライテリオン版の「ザ・バニシング-消失-」。2019年に日本で劇場公開された幻の映画であるが、サスペンス映画として、異色の出来になっていると思う。ハリウッドでリメイクされているが、ラストはこのクライテリオン版の方がより恐怖感が増す。第3位はドキュメンタリーの「アポロ11 完全版」。1969年のアポロ11号の月面着陸をなんと70mmフィルムで撮影していたものを月面着陸50周年の今年、ドキュメンタリーとして公開されたものであるが、70mmフィルムの映像の美しさは、特筆に値する。当時の映像だけで語っているのも目玉である。
Apple TVで見た映画
- バード・ボックス
- ROMA/ローマ
- レディ・プレイヤー 1(DOLBY ATMOS)
- アイアンマン
- インクレディブル・ハルク
- アイアンマン2
- シャフト(2019)
- ゼロ・グラビティ(DOLBY ATMOS)
- アースクエイク バード
ベスト3
- ROMA/ローマ
- ゼロ・グラビティ(DOLBY ATMOS)
- レディ・プレイヤー1(DOLBY ATMOS)
Apple TVで見た映画は、iTunes MovieやAmazon Prime、Netflixと多岐に渡るが、1位につけたいのは「ROMA/ローマ」である。Netflixの配信限定作品ながら、アカデミー賞にノミネートされたことで、高い評価を得ている作品である。僕も鑑賞したが、メキシコのローマ地区の中流家庭の生活を描いた本作は、出来の良い作品になっている。2位と3位はDOLBY ATMOS配信作品から選んだ。Apple TV 4KではDOLBY ATMOSサウンドトラックが提供されているが、「ゼロ・グラビティ」にしろ「レディ・プレイヤー1」にしろ、その効果が優れていて、映画の鑑賞体験が異なる次元に達していると思ったので、ここに位置させた。
これで各部門のベスト3を上げたことになるが、この中から総合一位に上げる映画というと、「アベンジャーズ エンドゲーム」と「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を同率一位でベスト1にあげたいと思う。来年もまた、良い映画を見られたら幸いかと思う。
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