レビューの詳細は、LONDON HAS FALLEN(Blu-ray)/エンド・オブ・キングダム/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。大ヒットをした「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編なのだが、配給会社がSONYからUNIVERSALに変わっているという変な状態の映画である。ストーリー的には後には何も残らないその場限りのアクション映画ではあるが、この輸入盤Blu-rayはdts:Xによるイマーシヴ音響で収録されているので、その再生環境があると、映画の面白さがワンランク上がる。アクションシーンにおいて、音に包み込まれる感覚が素晴らしく、自分が映画の中にいるような感覚が味わえるので、ストーリー的には凡庸だが面白さは強調されるきらいがある。映画本編のストーリーは、アメリカの正義を強調しすぎの感じはする。トランプ大統領の主張と同じ匂いのする映画だと思う。それと主人公マイクが無敵すぎでテロとの戦いもハラハラ感は少ない。マイクが勝つことが明確すぎるからである。映画の評価はかなり低いが、何も考えずにアクションシーンだけ楽しむにはそれなりに楽しめる映画である。
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