何日か前にELECOMのBluetoothヘッドフォンを購入して、問題点を列挙し、「買わない方がいい」という内容の書き込みをしている。では、なんか別のBluetoothヘッドフォンがあるのか、といえば、先週の土曜日に、Amazonのタイムセールで売っていたiCleverという聞いたことのない会社のIC-BTH02というBluetoothヘッドフォンが、2100円弱だったので、試しに注文してみた。これは、QCYという会社(これも聞いたこともないが)のQY8というBluetoothヘッドフォンのOEM品だということなので、中身はQY8と同一であるとされている。違うのば、ブランド名のロゴの部分がiCleverになっているだけらしい。多分、どちらも中華の企業の品物だと思う。中華製品とはいえ、なぜかAmazonのレビューでは評価が異常に高い。ただでもらってレビューしている人が多いから、そうなるみたいだが、あまりに高評価なので、ちょっと疑問を持ってはいた。しかし、ELECOMのヘッドフォンのように音の位相のズレが無くなるのならば、まあいいかとは思っていた。で、昨晩品物が届き、セッティングをしてみた。ウェブサイトでは日本語もあったのだが、商品に入っているマニュアルは英語のみ。大した難しい英語でもないから、ざっと読んで、iPhoneとペアリングしてみた。ELECOMのBluetoothヘッドフォンは、iPhoneと高音質のAACで接続できる、とあるが、残念ながら、IC-BTH02の方はAACでは接続しておらず、SBCという汎用の接続方式で接続するようである。もちろんSBCの方が音質は劣る、とされているのだが、聞いた感想は、音が素直な印象を受けた。ワイドレンジではないのだが、ドンシャリではなく、聴きやすい音と言える。なんとなく、何時間か鳴らせば、音の鳴りが変わるような気がした。IC-BTH02に変えてから良かったのは、再生中の音飛びがほぼなくなったということ。ELECOMのも、その前に使っていたSONYのも、曲の頭欠けとか、曲途中の中断には悩まされていた。それがほぼなくなったのは、ストレスフリーである。音も、よく聞くと、結構色々な音が綺麗に分離して鳴っていて、聞くのが楽しくなる。Bluetooth4.1対応なので、iPhoneのBluetoothマークにヘッドフォンのバッテリー残量が表示されるのも、便利である。これであとは耐久性がどこまで持つかだと思う。でも、2000円程度だと、そんなに持たなくてもいいか、とは思っている。ちなみに、この製品、土曜のAmazonのタイムセールで売り切ってしまったせいか、Amazonでは現在在庫切れのようである。
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