あらすじ
エンタープライズは、第二次世界大戦中の地球にタイムトラベルをしてしまった。状況を把握するため、センサーでスキャンをしたところ、本来の歴史通りではなく、ドイツがアメリカを制圧している状況がわかってきた。そのドイツは、負傷したアーチャーを捕らえ、尋問をかけようとするが、反乱軍の攻撃を受け、アーチャーを連れ去ってしまう。アーチャーは、アメリカ黒人のアリシアに介抱され、独自に調査を開始する。その頃エンタープライズには、年老いたダニエルズがやってきた。ダニエルズが言うには、時間冷戦が全面戦争に陥り、歴史が大幅に変わる状況になっていた。ダニエルズは、ある異星人を止めなければ、と言って、エンタープライズに歴史への介入を迫る。その異星人は、ドイツ軍と組んで、自分たちが母星に帰るための大掛かりな兵器を建造中だった。アーチャーは、無事エンタープライズと合流でき、ダニエルズの言葉を聞いて、時間冷戦に参戦することとなる。
感想
長かったズィンディ戦が終わったと思ったら、今度は第1シーズンから時々話の展開のあった「時間冷戦」の話になって、ちょっとびっくりする状況である。どうも製作者側は、「時間冷戦」の話をここで終わらせるつもりらしいが、話が大きすぎて、どうまとまりが収まるのか、後編に期待がかかる。ドイツ軍に加担する異星人の企みが、時間冷戦における勝利だとして、それをアーチャーたちが阻止できるのか、タッカーの前に現れ、地球に降り立ったスリバンのシリックがどう動くのか、想像もつかない状況である。最終第4シーズンも始まって、最初から前後編の話になるのは、興味をそそられる。
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