機動戦士Zガンダム 第39話「湖畔」

あらすじ

ティターンズとの戦いで傷ついたアーガマは、サイド2のコロニーに入港して、修理と補給を行っていた。カミーユとファは、子供達と共にコロニー内でリフレッシュする。そのカミーユに強化人間のロザミアが、カミーユを兄と慕って引っ付いてくる。嫉妬に駆られるファだったが、カミーユは彼女に奇妙なものを感じ、その行動を観察していた。そして、湖で遊んでいる時、ミネバ・ザビとハマーン・カーンと遭遇してしまう。その頃、そのコロニーでエゥーゴのモビルスーツらが立て続けに撃墜される事件が起き、シャアが偵察に出かけたところ、ティターンズのスナイパーがシャアを狙ってきた。国際法を無視した行動にシャアは巻き込まれ、コロニー内の戦いを強いられる。

感想

物語冒頭でティターンズのジャミトフとバスクの今後の行動について触れている。物語の終盤に向けての布石のようなものであり、結構重要である。そして、カミーユの精神を追い込むことになっていく、強化人間、ロザミアの再登場と、人格改造についての発端となっている。物語中盤でカミーユがミネバとハマーンに出会うのは、象徴的である。この二人との関係は今後のカミーユの性格に大きく影響してくる。ただ、物語的にはちょっと小休止的内容だと言える。

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