NTT docomoは、今日、スマートフォン向け放送サービス、「NOTTV」を2016年6月末で終了させることを発表した。アナログTV終了後の空いた周波数帯域を活用して、スマートフォンで受信できる新しい放送を行ってきたが、対応端末の少なさと、番組のキラーコンテンツの不在、受信エリアの狭さなどが重なって、契約者数も増えることなく、赤字が累積してきたという。まあこういうサービスは、日本の企業には無理だと思う。日本の発想では受けるものが作れない。海外で人気のHuluやNetfixですら、日本ではまだいまいち普及していないことを考えると、こういうサービスは日本ではうまくいかないのではないかと思ったりもする。かくゆう僕ですら、こういうサービスは試しでしかやったことはなく、結局はBlu-ray/DVD、CD、TVで済ませているのだから、まあダメだろうなと思う。しかし、docomoはいろいろなコンテンツで土管屋から脱出しようとするが、大抵失敗して、損失を被っているなと思う。土管屋に徹していた方がいいのではないかと思うのだが。
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