あらすじ
ズィンディの人型種族であるデグラが目を覚ますと、小型船の中にアーチャーと二人きりでいて、ズィンディから攻撃を受けていた。その攻撃をなんとかかわし、会話する時間を持てたデグラは、何があったのかをアーチャーに聞く。アーチャーは、ズィンディの地球攻撃が成功したことと、その後ズィンディの内部分裂を話し、それから3年もの間、収容所に二人がいたことを話す。そこで二人は交友を交わすようになったとも話しした。そして、どこか逃げ場所としていいところの情報をデグラに聞くが、デグラはまだアーチャーを信用していなかった。記憶を失っていたからである。実は、ズィンディの破壊兵器のテスト現場に来ていたエンタープライズは、デグラたちを補足し、破壊兵器の場所を知るために、シミュレーターで芝居を打っていたのだった。しかし、その演技は失敗し、デグラは口を閉ざす。それを割ろうとして、アーチャーらはさらなる芝居を打つ。
感想
最初から、なんか変だなと思っていたら、なんとアーチャーたちが芝居を打って、ズィンディの破壊兵器制作者であるデグラから、情報を聞き出すための芝居だったという、結構珍しい話。芝居も二重、三重に打っているので、見ているこちらもハラハラする展開になっている。今回のデグラからの情報で、だいぶアーチャーたちは破壊兵器へと近づくのではないかと思うが、デグラというキャラが今後どう地球人と関わっていくのかにも、興味がある。1シーズン全体でズィンディとの戦いではあるが、ここまでなかなか進展しなかった話が、ようやく動き出した感じはする。
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