スパイダーマン3作目、ソニーとMCUとで共同制作

マーベル・コミックスのキャラクターでスパイダーマンは、映画化権利をソニーが所有しており、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、ソニーとマーベル・スタジオを所有するディズニーとで調整が行われ、MCUのキャラとして、独自作品2本、他のキャラとの絡みで3本、映画が制作されている。しかし、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」公開後から、ソニーとディズニーの関係が怪しくなる。「スパイダーマン」3作目の制作費と収益の配分をめぐって交渉が決裂し、「スパイダーマン」3作目はMCUが絡まないとされ、多くのファンを嘆かせたものである。しかし、今朝、事態は急変する。ソニーとディズニーの制作費と収益の配分で折り合いがついたので、「スパイダーマン」3作目もMCUの中で起こる話として、2021年7月に劇場公開されることが決まったのである。これは嬉しいニュースである。「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のラストが、「えぇ?」となる終わり方だったので、MCUの世界観ではない「スパイダーマン」では、話が通じなくなってしまうからである。これで次回作も、ケヴィン・ファイギが製作を担当する作品になり、期待感が持てる。今から先の話だが、楽しみである。

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