シャトルで調査中のトレスは事故にあい、死後の世界に地獄に連れていかれる船に乗船していることに気づく。そしてそこでトレスは母の姿を見た。トレスがクリンゴンとして不名誉な生き方をしているためにその代償を払わされているのだった。一旦は地獄の船から生還したトレスだったが、母をほおってはおけず、自ら死後の世界に行き、母を救い出そうとする。
ヴォイジャーでは珍しいクリンゴンの世界の話。クリンゴンの世界観は「スター・トレック ディープ・スペース・ナイン」でずっとやっていたから、ヴォイジャーでやるのはちょっと不思議な感じがする。トレスのキャラの作りがあまりクリンゴン的ではなくなっていたのも原因かもと思う。それと同時にこれは親子の愛情の物語でもある。いがみ合っていた母と子が和解をする話というのも人間ドラマとしてはよくある話ではある。それをクリンゴンの世界観と結びつけたのは風変りではある。
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