スター・トレック ヴォイジャー 第79話「宇宙を飛んだダ・ヴィンチ」

ジェインウェイ艦長がホロデッキでレオナルド・ダ・ヴィンチのホログラムを楽しんでいるとき、異星人に襲われ、艦の主要な設備が強奪されてしまった。その行方を追ってある惑星に到着したヴォイジャーは、上陸班を結成して設備の行方を探す。その時、いる筈のないダ・ヴィンチがその惑星にいた。強奪されたドクターのホロ・エミッターにダ・ヴィンチのホロプログラムがダウンロードされていたのだった。そのダ・ヴィンチの頭脳を借りてジェインウェイは設備の奪還を目論む。

ジェインウェイが時々ホロデッキで、ダ・ヴィンチの話を楽しんでいるエピソードがあったが、今回はそのホロプログラムがメインになる話である。こういうのはドクターあたりになりそうなものだが、プログラムにすぎないダ・ヴィンチが異星人の惑星で体験し、学ぶことが一つの大きな意味合いを持っているのだと思う。そのせいか異星人の詳細は良くは分からない。とにかく他の異星人の設備を強奪して商売をしているということが明らかになるだけである。ダ・ヴィンチが物語冒頭のホロプログラムの中で空を飛ぶのに失敗したことが、クライマックスの逃走シーンで生きてくるのが目玉かなと思う。ただ、他エピソードと比べるとあまり面白い話ではないとも言える。

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