リーンホースJr.はザンスカールの攻撃により傷ついてしまい、月へ不時着することになる。ホワイトアークの子供たちが先行して月の都市へ行き、モビルスーツや救援物資を調達することになる。その途中でベスパの秘密警察に追われる女性を見かけたウッソは、彼女の救助を求める。その女性とは、ウッソの母だった。
物語としては、後半総集編のような話で、ウッソの母親とウッソとの交流に地球での戦闘シーンを回想するという話になっている。ウッソの母親はリガ・ミリティアの上層部に位置し、ガンダムの開発に携わった人物であることが前話と今話で明らかになるが、これまでのガンダムとは違い、母と子の交流みたいなものがあると思う。ここでもニュータイプの話が出てくるが、どうもこれまでのニュータイプ論とは違う気がする。ウッソが生まれる前からニュータイプであることが予想されていたという母親の話に、ウッソのパイロット資質がリンクしているようで、単なる万能人間のような設定には、ちょっと違和感感じるよなといったところである。
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