先週に引き続き、トータス松本をゲストに迎えての放送2回目。トータス松本の詩には動詞がフックになっている例が多いと佐野元春が指摘していたが、トータス自身はそれに気づいていないようで、なかなか興味深い事象だと思う。恒例の学生とのワークショップは「叫びたい一言」をトータス松本と学生がコール&レスポンスでメロディに乗せて叫ぶというもの。これが面白かった。学生の叫びたい一言というのも放送ではいい例を選んでいるせいもあると思うが楽しいし、それをトータスが即興のメロディに乗せて叫ぶとまた違った趣きが出てきていると思う。最後は学生からの質疑応答だったが、やはりトータスにとって「ガッツだぜ!」は特別なナンバーなのだろうと思う。そういえば昨年COUNT DOWN JAPANでライブを見た時も「ガッツだぜ!」を歌っていたと思うが、トータスの「ずっと歌っていないと懐メロになる」という見解には納得してしまった。佐野元春が「SOMEDAY」を歌い続けているのもそんな感じなのかなと思った。全般的にトータスの人柄と相まって笑いの多いシリーズだったと思う。
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