「シー・ハルク:ザ・アトーニー」シーズン1第6話「ただのジェン」(Disney+)

あらすじ

ジェンは、高校時代の友人であるルルの結婚式のブライズメイドを務めることになった。しかし、シーハルクの姿で結婚式の準備に行ったジェンは、ルルから「シー・ハルクの姿で結婚式に参列されると、主役である私の存在が霞むから、シー・ハルクの姿をしないで」と言われ、ジェンの姿のままで結婚式に出ることになる。しかし、その結婚式も波乱に満ちていた。ルルの結婚相手の知り合いということで、なぜかタイタニアも結婚式に出席することになり、ジェンは頭を抱える。更に結婚式の準備をする人が辞めていったので、ジェンが食事の片付け等を行わざるを得なくなる。そのジェンは、結婚式に参列するジョシュという男性と知り合い、意気投合する。その頃、法律事務所では、ミスター・イモータルという男性の仕事の依頼をマロリーが受けていた。ミスター・イモータルは何回も結婚、離婚を繰り返していて、数多くの女性から慰謝料を求められていた。ミスター・イモータルの離婚方法には特徴があり、自身が不死身であることを利用して、一時的に自殺をしたふりをして、死別を繰り返す、というものであった。それを知った死別された女性たちは、ミスター・イモータルに対し、慰謝料を要求していたのだった。マロリーは、その事件の収拾を図っていく。結婚式当日に、タイタニアはジェンを挑発し、ジェンも仕方なくシー・ハルクになってタイタニアと対峙する。

感想

今日のエピソードは、ジェンが視聴者に対し、「1話完結の結婚式の話だよ」と話しかけているように1話完結の話のようになっている。オープニングタイトルからして「シー・ハルク」ではなく「ジェン」となっているギャグからも、1話完結になっているように思うのだが、実は結構ラストの方で1話完結ではなく、今後の展開に大きな影響を及ぼしかねないシーンがいくつか組み込まれている。それが、今後の展開に大幅に絡んでくるというのは予想できる。なので、気楽に見られる話ではあるものの、今後の展開に影響を及ぼしかねない話でもある。1話完結の話なので、ストーリーはジェンの高校時代の友人であるルルの結婚式に参加し、ブライズメイドを務めるジェンのドタバタ劇を描いたものであり、これは楽しい話になっている。タイタニアが今回も絡んでくるのは、予想外だったが、今後もタイタニアは登場するのだろうなと思う。一方でジェンはどうも今後ジョシュという男性と絡んでいくような気がする。それがハッピーエンドになるのか、違うのかまではわからないが。いよいよラストに向かって話が走り始めた感はある。

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