「シー・ハルク:ザ・アトーニー」シーズン1第7話「リトリート」(Disney+)

あらすじ

友達の結婚式でジョシュという男性と知り合ったジェン。2人は親密にデートを重ね、ついには一線を超えてしまう。しかし、一線を超えた後、いくらジェンがSMSを送っても、ジョシュは応答しなかった。ジェンは不安な気持ちでスマートフォンを眺め、ジョシュからのSMSを待ち続けた。そんな状況の週末、仮釈放しているエミル・ブロンスキーがアボミネーションになっているという警告がデバイスから出ているという連絡がジェンの元に入り、ジェンはエミル・ブロンスキーが住むリトリートに赴く。幸い、エミル・ブロンスキーはアボミネーションになってはおらず、デバイスの故障だったのだが、ジェンは週末の半日を潰され、さらにエミル・ブロンスキーと共に心の安定を図る友人たちのせいで車を壊され、リトリートから出られなくなる。スマートフォンの電波も入らないリトリートの中で、ジェンは電波を探し続けて、エミル・ブロンスキーとその仲間たちが心の安定を図るミーティングの会場に足を踏み入れるのだが、そこにはかつてシー・ハルクだった時に彼女に襲いかかってきた男もいて、ジェンはシー・ハルクに変身してその男を突き飛ばしてしまう。エミル・ブロンスキーはそれを見て、ジェンの心の悩みを聞き、ジェンの心を軽くするコーチングをする。

感想

シー・ハルクの時には男性の興味を引いたジェンも、ジェン本人の状態の時には男性から声をかけられない不憫な立ち位置にいたのだが、前話で登場したジョシュという男性がジェンの姿のジェンを好きになってくれて、2人の親密さが増してきて、一線を超えてしまうところは、「おっと、今回の話はラブ・ストーリーか?」と思ったものだが、実は全然違った。2人が一線を超えた後、ジョシュは連絡を絶ってしまうのである。その理由はラストで意外な展開で明かされるので、そんな話になるの?! と絶句するのであるが、そこに至るまでの今回のエピソードは、エミル・ブロンスキーが再登場して、ジェンの心の傷を癒すコーチングを施す話であって、彼女の心が立ち直っていく過程を描いた話である。でも、エミル・ブロンスキーの仲間の1人は、かつてジェンがシー・ハルクの姿でいた時に、彼女を襲った男であり、まだ裏がありそうである。その男が登場した時に、視聴者に親切にも前回の予告を流し直して説明を入れているぐらいだし。とりあえず、シー・ハルクを脅迫している人物の正体はわかってきたので、ラストに向かって、いよいよ疾走していくものと思われる。

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