この週末の全世界での興行収入で、日本やいくつかの国でヒットしていない以外は全世界でヒットしている、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」がトータルで2118百万ドルまで到達し、全世界興行収入歴代第4位まで上り詰めたことがわかった。全世界歴代興行収入の第1位は「アバター」、第3位に「タイタニック」とジェームズ・キャメロン監督の作品が並ぶので、全世界興行収入歴代トップ5の中に3本もジェームズ・キャメロンの監督作が並んでいることになる。
ちなみに全世界興行収入歴代第2位は、「アベンジャーズ:エンドゲーム」である。「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が今後どこまで興行収入を伸ばしていくのかは予想もつかない。まず、「タイタニック」を抜けるかどうかだと思う。
前にも損益分岐点は越しているだろうから、続編の制作はゴーだろう、と書いているが、それは確実性を増している。しかし、この映画がここまでメガヒットするとは思いもしなかった。ヒットはするが、損益分岐点まで到達できるかどうかはわからなかったので。それだけにIMAXレーザー3D/HFRで鑑賞した身としては、結構喜びである。
逆に日本では一度も観客動員数で1位になったこともなく、アニメに負け続けていて、興行収入も最近の洋画としてはいい方だが、メガヒットには程遠い日本の環境に違和感を感じている。前にも書いたが、日本だけガラパゴス市場になっているのではないかとすら感じている。
アカデミー賞では技術部門でのノミネートが中心で、そちらの受賞に期待がかかるが、そちらでは「トップガン:マーヴェリック」も控えているので、どうなるかは見物である。その前に、興行収入がどこまで伸びるかにも期待が生じている。
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