先日から、インターネットではiOS/iPadOS 17.4.1が近日リリースされると予告されていた。Appleが予告したのではない。Appleの情報サイトにiOS/iPadOS 17.4.1からのアクセスログが残っていたことから、Appleがテスト中で近日リリースされるだろう、と情報を流していたものである。
また、近日新しいiPad AirとiPad Proがリリースされると噂されていることも、iOS/iPadOS 17.4.1のリリースが近いのではないかという憶測を流す根拠になっていた。
今朝未明、その噂通りにiOS/iPadOS 17.4.1がリリースされた。リリースされたのはこの2つだけであり、Apple Watch向けwatchOSやMac向けmacOSの最新版はリリースされていない。
このバージョンの内容は「重要なバグ修正とセキュリティアップデート」となっているだけで、詳細な情報はない。新規機能追加もないから、純粋なバグフィックスとセキュリティホール潰し、そして噂されるiPad AirとiPad Proの新型向けリリース版OSとしての発表であろう。
僕は、朝起きてからこのリリース情報を知ったが、在宅勤務で午前中は会議が集中していたので、比較的自由時間ができた午後から適用した。iPhoneやiPad ProをMacBook ProにUSBケーブルで接続し、フルアップデートを行ったのだが、やはりOSのダウンロードに1時間を費やす結果になった。ダウンロード後のOS適用は10分ぐらいで済んでしまうのだが、iOS/iPadOS 17.0あたりからサーバーとのデータ転送速度が落ちているような気がする。朝も会議前に時間は少しあったのだが、OSのダウンロードに1時間かかるという前提でアップデートしようとすると、時間的には厳しかった。
午後の適用でiPhoneとiPad ProのOSは最新状態になった。iOS 17.2以降トラブっていた「同期を準備中」で止まる症状はiOS 17.4で修正されたが、iOS 17.4.1でも問題はなさそうである。セキュリティアップデートの内容がわからないが、iPhoneやiPadを使っているユーザーは適用しておいた方がいいだろう。
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