iPhone 15 Pro/Pro Maxが発売されたからというもの、同機種が異常発熱するという問題がネットを騒がしている。僕も数日前に「iPhone 15 Pro/Pro Maxが異常発熱するという話がネットで飛び交う」という記事を書いているし、昨日はその異常発熱テストのために「iPhone 15 Proの異常発熱確認とBlackmagic Cameraの撮影チェックのため、福岡タワーに行ってみる」というテストをしてみた。僕の場合は異常とまでは言えないが、やはり動画撮影すると結構発熱するなという印象ではあった。
今朝、起きてからネットで「iPhone 15 Pro overheating」と検索を入れたところ、CNETというネット系ニュースサイトの記事が引っかかった。数時間前に更新された記事であり、それによるとiPhone 15 Pro/Pro Maxの異常発熱には色々理由があり、最初は新規セッティング後や工場出荷時にリセット後にバックグラウンドでインデックス等を作るため、異常発熱を起こすことはある、と述べた上で、iOS 17にバグがあり、それが原因で異常発熱しているという話と、サードパーティ製アプリ、例えばInstagramやUber、Asphalt 9などの一部アプリが最近のアップデートでiPhoneに過負荷をかける仕様になっていたという話をAppleがCNETに対して話していたというものである。
そして、この問題はA17 Proに起因するものでも、チタニウムケースの冷却システムの問題に起因するものでもないと声明を出していた。AppleとしてはiOS 17のバグフィックスに努めるとともに、サードパーティ製のアプリの仕様を改善するよう働きかけているとのことである。
なお、現時点では、設定.appから「バッテリー」と進み、「低電力モード」にすると異常発熱を抑えられると声明を出している。また、アプリが怪しい場合にはアプリのバックグラウンド更新を一時的に止めるのも有効だとのことである。
前に書いた時に「iPhoneのバグはiOSのアップデートで治るのではないか?」と書いているが、どうも今回もその通りになりそうなので、とりあえず安心して様子を見ることができる。しかし、問題が大きかったのだろうが、アメリカ現地時間の土曜の午前中にこういう声明をAppleが出すこと自体、珍しいとは思った。
コメント