先週のことだったが、佐野元春の「ヤングブラッズ」の動画を掲載していて、著作権者から著作権侵害の申し立てを受けて削除され、警告を喰らった話を書いた。その結果として、警告は喰らっていない他の動画も一緒に削除している。ただ、観光名所で収録した動画のうち3つは、Content IDで著作権侵害とは言われているが、収益が著作権者に入るので特に警告を受けていないこともあって、そのままにしてあった。
今朝、病院の通院で待合室で診察を待っていた時、Yahoo!ニュースを見ていたら、IT Mediaの記事で、「YouTubeに掲載した動画で、Content IDによって著作権侵害の表示が出ているもののうち、著作権侵害のある音楽だけを削除できるツールが、YouTube Studioで公開された」という記事を読み、「面白い」と思った。
記事を読むと、Content IDによって著作権侵害と判断された音楽だけをAIによって削除する機能だという。音楽以外の物音や話し声などはそのまま消えないで残っているという。そして、この機能が使えない動画も存在はする、とも書いてあった。
先ほど、僕がアップロードした動画のうち、ContentIDで著作権侵害と判断されている動画3本の音楽のみを削除できるか、試してみた。「キャナルシティ噴水ショー」と「GUNDAM FACTORY YOKOHAMAで動く実物大ガンダムを見る」については、著作権侵害の表示が消えた。ただ、実際に再生してみると、「キャナルシティ噴水ショー」は音楽はほぼ消えたが720pでの再生が限度になっているし、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMAで動く実物大ガンダムを見る」は、今の所240p/HDRという低画質なのにHDRがかかった状態での再生しかできず、音楽は消えていない。少々謎である。この辺は時間経過により変わるのだろうか。
「νガンダム起動」だけは、音楽のみの削除はできなかった。どうも音楽を削除するための情報が少なすぎるのが原因らしい。著作権侵害を回避するには、音声をすべてミュートにするか、動画自体を削除するしかないのだが、それだとあまり意味がないかなと思ったので、著作権侵害のままにしてある。
おかしな部分は色々あるものの、自分が作った動画の中で著作権侵害に該当していた動画の数を減らせたのは、気分的に安心できる。音楽だけ消した動画は再生回数も少ないので、そんなに影響もしないだろうとは思っている。
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