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岡田尊司「統合失調症:その新たなる真実」PHP新書

この世の中に色々な精神病について書かれた本があるが、大抵は症状とその治療法について書かれたものが多く、この本の様に病気の歴史から病状の詳細について、その治療法まで詳しくしかも新書という形式で書かれた本は少ないように思う。統合失調症は100人...

内藤忍「60歳までに1億円つくる術」幻冬舎新書

タイトルに「1億円」とあるが、本書では具体的に1億円を作る方法が書かれているわけでもない。要は老後の蓄えに対してどう貯蓄を作っていくかを一般論で述べたのが本書である。どうも日本人としては投資に対してアレルギーがあるし、僕も投資をしていて損失...

勝間和代「まじめの罠」光文社新書

2年ほど前に「カツマー」ブームを巻き起こし、そして1年前に大量のアンチ「カツマー」を生み出してしまった著者が自身の体験を元に記した本がこの「まじめの罠」。「まじめ」という日本人特有の性格が事態をさらに複雑化し、悪い方向に導いていくものと定義...

芥川龍之介「藪の中」青空文庫

芥川龍之介の代表作にして、全世界で最も知られている作品。実は僕は今回青空文庫で読むまで内容をよくは把握してはいなかった。ストーリーは、ある一人の男が藪の中で殺されているのが発見されるのだが、その様子が見た人によって全て異なっていて、どれが真...

岡本かの子「蔦の門」青空文庫

タイトルは「蔦の門」となっているが、これは物語のきっかけに過ぎず、実際のところは著者の女中である「まき」とお茶屋の娘「ひろ子」の心の交流を描いた作品になっている。この二人はどちらも孤独を心に抱えていて、それを互いが互いを支えあっているという...

夢野久作「ドグラ・マグラ」青空文庫

日本三大奇書に挙げられる夢野久作の問題作。ストーリーとしては探偵物になるのだが、テーマが精神世界の話になっているから一筋縄ではいかない。物語は主人公である私が目覚めるところから始まる。しかし私には記憶がなかったという序盤から、途中の精神科医...

勝間和代、「真面目」を嘘と呼ぶ

今日2ちゃんねるでニュース見ていたら、面白い記事を見かけた。経済評論で有名な勝間和代の新刊の話で、「真面目の嘘」という本だった。どうもまじめに生きている人たちが行なっていることが、かえって日本にとってよくないというような内容らしい。そういう...

「人事部は見ている。」楠木新 日経プレミアシリーズ

本屋でなんか読む本ないかなと思って探していたらふと目に止まったのがこの本。考えたら自分も企業に属する身でありながらあまり人事部と関わって来なかった。唯一関わったのは、病気で休職中に届出をしたことと、休職手当の申請をしていたことぐらい。人事部...

スティーヴン・キング、シャイニングの続編を書く

アメリカホラー小説の大家、ステーィヴン・キングが語ったところによると、彼の初期の作品でありつつも代表作となっている「シャイニング」の続編を執筆したと語っている。この情報はハリウッド・チャンネルからのニュースだが、内容としては、「シャイニング...

「パソコン創世記」富田倫生 青空文庫

インターネットの図書館とも呼ばれる無料で電子書籍が読めるサイト「青空文庫」。その創設者である富田倫生氏の処女作がこの「パソコン創世記」である。内容は、半分がアメリカでのパーソナルコンピューターの発展の歴史、もう半分がNECのパーソナルコンピ...
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