「人事部は見ている。」楠木新 日経プレミアシリーズ

本屋でなんか読む本ないかなと思って探していたらふと目に止まったのがこの本。考えたら自分も企業に属する身でありながらあまり人事部と関わって来なかった。唯一関わったのは、病気で休職中に届出をしたことと、休職手当の申請をしていたことぐらい。人事部が何をしているのかがさっぱり分からなかった。今は時々人事部の人が僕の隣で仕事をしているが、やっぱりよく分からない。そこで人事部が何をしているかが気になって手にしたのがこの本である。人事部の役割や、仕事内容、今後の課題などが色々事例を交えて書かれていて、ためになった。人事部といっても企業の規模によってその役割が大きく変容し、大企業と中小企業では仕事内容が大きく変わるとのこと。多くの人が気になる異動については、大企業ほど各部署の権限に委ねられ、人事部はそれを承認するということがわかり、なるほど、と思った。結構売れている本らしく、版を重ねているので、それなりに関心のある人は多いのだろう。確かに一読の必要はある本だと思う。

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