板門店に行ってきた

今日はそもそものソウルツアーの目的だった板門店へのオプショナルツアーの日である。僕が北朝鮮を意識したのは中学から高校の時。BCLという海外の短波放送で北朝鮮の放送を聞いてからなんとなく気になる国だった。それが8年前の初のソウルツアーでDMZを見学してからいつかは板門店を、と思っていた。それが今回実現したわけで、感慨もひとしおである。知らない人もいるかもしれないが。韓国と北朝鮮はあくまで休戦状態、つまりいつ戦争が再開されてもおかしくないのである。それだから板門店の見学も簡単ではない。まずツアーの予約しをしなければ、個人で行くことは無理。見学にピスポートの携帯が必須だし、写真撮影もかなりの制限を受ける。団体行動必須というのも厳しい。それでも見に行く価値はあると思う。世界中の紛争地域の中で民間人が入れる場所は多くはないと思う。それが制限あるとしても、見られるというのは貴重な体験と言える。実際38度線を目にした時にはかなり興奮した。ソウルといえば手軽な海外旅行の都市だが、軍事境界線巡りは珍しいツアーなので、行って見る価値はあると思う。

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