今日のITメディアの記事によると、当初来週開催されるAppleの開発者向け会議、WWDCで発表する予定だったSiri対応の新型Apple TVの延期を決めたと報じられている。原因はハードにはなく、ソフトウェア、要はApple TVで配信されるコンテンツがまだまだ不足していて、発表するのに不十分である、という理由のようである。確かにコンテンツ不足は現行のApple TVにおいても感じられる。最近ようやくバンダイチャンネルが追加されてはきたものの、まだまだ日本語で楽しめるコンテンツというと、少ないのが実情である。これがアメリカなら、十分なコンテンツと言ってもいいのだろうが、日本だとHuluとバンダイチャンネル、YouTubeぐらいしかないような気がする。もう少し様々なコンテンツは欲しいのが実態で、セットトップボックスとしては結構面白いものに属するApple TVとしても、もう少し踏ん張って欲しいなと思うのが、正直なところである。まあ日本の場合、変に著作権がうるさいので、ネット配信は厳しいところがあるのは承知の上だが。
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