NHKの映らない、民放だけが映るアンテナが人気

産経新聞の記事によると、筑波大の視覚メディア研究室がNHKだけ映らなくなる装置を開発し、ネット通販を開始したところ、注文が相次いでいるという。内容は、アンテナ線から、NHKの周波数だけフィルタリングして、NHKだけ映らないようにするもので、現時点では首都圏対応のものしかない。価格は5000円で、「iranehk」という名称で、これまで250個が売れたという。これをつければ、NHKが映らなくなることから、受信料を払わなくてもいいと考える人が多いようだが、法律的にはまだそこまでの議論には至っていない。つまり、現時点では、このアンテナ減衰機をつけてもNHKの受信料は支払いをさせられる可能性はあるということである。NHKの受信料を払いたくない人が多いことから、この装置が議論の的になることは、想像に難くない。個人的にはNHKはよく見るから、この装置はいらないし、ただで見られる民放も、実はCMを出している企業の製品の代金の一部を負担する形で、視聴料を払っているのだから、どうであれ、受信料は全局支払っていると考えれば、あまり腹も立たない。ただ、そう考えない人が多いので、NHKのあり方を議論する必要もあるかもしれない。

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