機動戦士Zガンダム 第22話「シロッコの目」

シロッコはジェリドを試すため、サラ、シドレといった部下をジェリドに付け、アーガマを索敵する任務に就かせる。ジェリドはサラ達の反論に対し、イライラするが、アーガマの新戦力、Gディフェンサーとメタスを発見し、これを撃墜しようと企む。そのアーガマでは、フア・ユイリィがカミーユと口論になり、ファは敵に接近に対し、勝手にリック・ディアスで出撃する。ジェリドは、カミーユがZガンダムで出撃したのを知り、勝負を挑むが、シドレが撃墜されたのを機に撤退する。その様子をシロッコは冷淡な目で見ていた。

戦いの表に出るわけではないが、シロッコの不気味さ、いやらしさが前面に出ているエピソード。ジェリドの行動を淡々と分析し、自身の体系に組み込んでいく様は、はっきり言って気味が悪い。それを見ているマウアーも同様ではないかと思う。今エピソードでは、初代アーガマの艦長の名がヘンケンであることが明らかにされたり、後々重要な役割を果たす、サラが初出撃で戦いに恐怖したり、と結構見所はある。そして、ようやくZガンダムがモビルスーツ形態で出撃をするのも見所であると言える。番組途中のアイキャッチも、Zガンダムバージョンに変更されている。