映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」(輸入盤Blu-ray 3D)

映画・テレビ

レビューの詳細は、TERMINATOR GENISYS(Blu-ray 3D)/ターミネーター:新起動/ジェニシス/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。ターミネーターシリーズもいつの間にか5作目となったが、シリーズの続編というよりはリブートの要素の強い映画。最初の2029年のスカイネットと人類の戦いのシーンのサウンドデザインの素晴らしさと、1984年の「ターミネーター」のシーンの再現はなかなか良く、期待させるが、その後の展開がだるい。本サイトでも書いたが、シュワちゃんの劣化が激しく、ターミネーターという雰囲気ではないし、敵になるジョン・コナーの役者も存在感が薄いので、戦いがどうなっても全然興奮しない。終盤に行くにつれ、盛り上がりに欠けるきらいはある。ただ、3D映像の素晴らしさと、DOLBY ATMOSによるサウンドサウンドデザインだけは、映画を盛り上げる事に一役買っていて、それを楽しむという点ではいい映画なような気がする。ストーリーは並だが、少なくとも4よりはマシ。3とどっこいどっこいかなという気はする。3もしょうもないギャグはあったし、敵が強そうに見えないのは欠点だと思う。そう考えるとジェームズ・キャメロンの作った1と2は、素晴らしい出来で、完成度の高さが伺える。それを再実感した作品である。

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