SF作家、脚本家のハーラン・エリスンが死去

今日のニュースで知ったのだが、SF作家であり、脚本家としても知られるハーラン・エリスン氏が死去したとのことである。享年は84歳。ハーラン・エリスンといえば2つ僕が認識しているものがある。一つはスター・トレック 宇宙大作戦の名作として知られる「危険な過去への旅」の脚本を手がけたものであるということと、庵野秀明氏が監督した「新世紀エヴァンゲリオン」の旧テレビシリーズ最終回のサブタイトルが「世界の中心でアイを叫んだけもの」で、ハーラン・エリスン氏の小説「世界の中心で愛を叫んだけもの」のパクリであることがよく知られている。その他にもSF映画には多大な影響を与えた人物であり、「ターミネーター2」のアイデアの一部はエリスンの本にあるとして、収益の一部がエリスンに還元されたという話もある。どちらにしても偉大なSF作家、脚本家の死去は業界にとっての痛手であり、このような人物が今後現れることは可能性として少ないと思われる。故人の冥福をお祈りしたい。

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