福岡キャナルシティに改装されたIMAXレーザーで映画を見る

既に記事で映画「AKIRA」のIMAX 2D/ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13のレポートを書いているが、ここではIMAXレーザーについての感想を少し書いてみたいと思う。実はIMAXで映画を見るのは8ヶ月ぶりである。最後にIMAXで観た映画は「ジョーカー」だった。その後、「スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け」は最速公開を見たため、博多のT・ジョイ 博多のDOLBY CINEMAで見ている。そして、「この世界のさらにいくつもの片隅に」を東京、品川のT・ジョイ プリンスで見たのが劇場で見た最後であった。1月から3月まで、ユナイテッド・シネマのIMAXは、IMAXレーザーに改装するため、休映状態になっていた。その頃は体調もあまり良くなく、劇場で映画を見る気力もなかったので、自宅でホームシアターで映画を見ていた。IMAXレーザーに改装され、上映再開したのが3月だったと思う。その頃、まだ見たい映画もなく、新型コロナウイルスへの警戒感から、勝手に自粛状態になっていて、IMAXレーザーの威力を知らないまま4月を迎えてしまった。そして4月に入ると新型コロナウイルス蔓延のため、緊急事態宣言が発令されて、ユナイテッド・シネマ自体も閉鎖されるという事態になっていたのである。5月の半ばに緊急事態宣言が解除され、ユナイテッド・シネマも観客にマスク着用義務、座席の前後左右の空きを設けること、手の消毒、密にならないような気遣いなどを条件に上映が再開された。それで見たいなと思っていた「AKIRA」のIMAX版を今日鑑賞したわけだが、IMAXデジタルシアターとIMAXレーザーシアターの違いはというと、2Kプロジェクターか4Kプロジェクターかの違いはある。色の再現度もIMAXレーザーの方が上で、今日見た「AKIRA」などは、セル画特有の映像と多彩な色彩が画面に踊っていた。もともと35mmフィルムである「AKIRA」ではあるが、IMAX DMRでアップコンバートされているので、大画面にも映える映像になっている。また、音響は素晴らしかった。12chサラウンドによる音楽の感情への揺さぶりは、「自宅ではこのレベルは無理」と思わせるほど高音質でかつ、大音量の効果を発揮している。4K UHD Blu-rayでもサンプリング周波数192kHz/24bitで5.1chサラウンド収録をしているが、その効果をIMAXのサウンドシステムで鳴らすと、ここまで効果が出るかという見本のようなサウンドになっている。IMAXレーザーになって、より映画に没入できるようになっているのが特徴である。今後、徐々に新作映画も上映されていくと思うが、IMAXレーザーを選択できる環境にあるならば、IMAXレーザーで鑑賞した方が、より映画を堪能できると思う。

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